糖尿病治療に新しい光
糖尿病というと、それ単体では死に至るケースはほとんどないもののさまざまな合併症を引き起こすことで有名です。
例を挙げると、
急性合併症
1.糖尿病性昏睡
1)ケトン性昏睡
2)非ケトン性高浸透圧性昏睡
3)乳酸アシドーシス
4)低血糖性昏睡
2.急性感染症
慢性合併症
1.細小血管障害
1)糖尿病性網膜症
2)糖尿病性腎症
3)糖尿病性神経障害
2.大血管障害
1)脳血管障害
2)虚血性心疾患
3)糖尿病性壊疽
3.その他
高脂血症・慢性感染症
胆石症、白内障など
急性合併症はもちろん危険ですし、慢性合併症も虚血性心疾患や脳血管障害などは進行すると大変危険な病気です。
そんな糖尿病の新しい治療法になりそうな記事を発見しましたのでご紹介します。
「膵島」+骨髄の細胞 「融合細胞」で糖尿病治療
(2013年5月29日) 【中日新聞】
インスリン出す能力を維持 京大など、ラットで成功

京都大の角昭一郎准教授(再生医療)らの研究チームは、血糖値を下げるインスリンを出す膵臓(すいぞう)内の「膵島」の細胞と、増殖力の高い骨髄の細胞を融合させて移植することで、重い糖尿病の治療の効果が上がることを、ラットを用いた実験で初めて突き止めた。糖尿病の新しい治療法の開発につながる成果で、「プロス・ワン」の電子版に29日発表した。
膵島の移植は糖尿病の有効な治療法だが、1人の治療にドナー2、3人分の膵島が必要で、ドナー不足が課題だった。角准教授は「実用化できれば、ドナー1人分の膵島で2、3人を治せるようになるかもしれない。まずは融合細胞の安全性を、動物実験で慎重に調べたい」と話す。
これまで、膵島の細胞は、数日も培養するとインスリンを出す能力が落ちることが知られていた。そこで角准教授らはラットを使い、膵島の細胞と、増殖力が高く、細胞死を抑制する能力を持つ骨髄内の幹細胞を電気的に刺激して融合。この融合細胞は、20日間培養してもインスリンを出す能力を保っていることが判明した。
さらに、100万個の膵島細胞と同数の骨髄の幹細胞から作った融合細胞を、人工的に糖尿病にしたラットの腎臓の表面に移植。徐々に血糖値が下がり、移植による治療効果が3カ月持続することを確認した。100万個の膵島細胞のみを移植しても治療の効果はなく、融合によって膵島細胞による治療効果が上がると分かった。
5月の予約受付時間はこちらをご参照ください。
http://blog.k-k-labo.com/blog-entry-132.html
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愛知県岡崎市を中心に三河地方(安城市、西尾市、豊田市、知立市、蒲郡市など)を活動拠点にするパーソナルトレーナーのブログです。
腰痛・肩こり・膝痛などでお悩みの方やスポーツで不調を抱える方のお力になります。
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1.糖尿病性昏睡
1)ケトン性昏睡
2)非ケトン性高浸透圧性昏睡
3)乳酸アシドーシス
4)低血糖性昏睡
2.急性感染症
慢性合併症
1.細小血管障害
1)糖尿病性網膜症
2)糖尿病性腎症
3)糖尿病性神経障害
2.大血管障害
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2)虚血性心疾患
3)糖尿病性壊疽
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そんな糖尿病の新しい治療法になりそうな記事を発見しましたのでご紹介します。
「膵島」+骨髄の細胞 「融合細胞」で糖尿病治療
(2013年5月29日) 【中日新聞】
インスリン出す能力を維持 京大など、ラットで成功

京都大の角昭一郎准教授(再生医療)らの研究チームは、血糖値を下げるインスリンを出す膵臓(すいぞう)内の「膵島」の細胞と、増殖力の高い骨髄の細胞を融合させて移植することで、重い糖尿病の治療の効果が上がることを、ラットを用いた実験で初めて突き止めた。糖尿病の新しい治療法の開発につながる成果で、「プロス・ワン」の電子版に29日発表した。
膵島の移植は糖尿病の有効な治療法だが、1人の治療にドナー2、3人分の膵島が必要で、ドナー不足が課題だった。角准教授は「実用化できれば、ドナー1人分の膵島で2、3人を治せるようになるかもしれない。まずは融合細胞の安全性を、動物実験で慎重に調べたい」と話す。
これまで、膵島の細胞は、数日も培養するとインスリンを出す能力が落ちることが知られていた。そこで角准教授らはラットを使い、膵島の細胞と、増殖力が高く、細胞死を抑制する能力を持つ骨髄内の幹細胞を電気的に刺激して融合。この融合細胞は、20日間培養してもインスリンを出す能力を保っていることが判明した。
さらに、100万個の膵島細胞と同数の骨髄の幹細胞から作った融合細胞を、人工的に糖尿病にしたラットの腎臓の表面に移植。徐々に血糖値が下がり、移植による治療効果が3カ月持続することを確認した。100万個の膵島細胞のみを移植しても治療の効果はなく、融合によって膵島細胞による治療効果が上がると分かった。
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