ロンドン五輪競泳チームのコアトレ
今日は、先月参加したSPORTECの講義から、コアコンディショニングとアスリートの障害予防について復習です。
スイマーの障害で多いのが、腰部、肩部です。
特に腰部は、胸部、骨盤付近の筋の可動性が落ちると負担が増して、競技ができなくなるような障害を引き起こします。
講師の方が、北京からロンドンまでの4年間で一番取り組んだことは、
『いかに選手にけがをさせないか』ということだったそうです。
水泳における腰部障害=腰椎部にストレスが集中
→股関節の可動性が必要&体幹部の固定性が必要
すなわち、胸郭は柔らかく、腹筋は締めて、股関節は柔らかく使えるようコンディショニングすることが必要です。
特にスイマーは広背筋が発達しプルに力を与えます。パドルを使って練習したりしますが、柔軟性が伴わないとかえってバランスを崩すことになります。
そのほかにもスイマーにとって柔軟性が特に必要な部位は、胸郭、斜角筋、胸鎖乳突筋、三角筋、大腿直筋、大殿筋あたりが考えられます。
それらの柔軟性を必要なレベルまで高めることで腰部への負担が減り、障害が減ることになります。
腹部の筋力に関しては、腹直筋、外・内腹斜筋・腹横筋いずれも必要です。
特に最近よく言われるコアトレーニングとは腹圧を高めることが目的ですので、腹横筋に刺激を入れずにいくら腹筋を鍛えても、実際の競技には結びつきません。
・回旋動作は腹斜筋(クロール・背泳ぎのキックとの連動)
・屈曲するのは腹直筋(バタフライ・平泳ぎキックとの連動、クイックターン)
・固定するのは腹横筋(ストリームラインを保って四肢をうごかす:泳ぎ全般)
講義で講師の方がおっしゃっていたのは、背泳ぎの入江選手は特にこの4年間で腹横筋の使い方がうまくなったということです。
『世界一美しいフォーム』は、正確なコアコンディショニングから作られ、記録を出していることがよくわかります。
一流選手とマスターズスイマーでは、年齢や性差などありますが基本的な考え方は同じです。
怪我なくいつまでも多くの方に水泳を楽しんでほしいものです。
↓↓↓↓共感いただけたらぜひ拍手を<(_ _)>
愛知県岡崎市を中心に三河地方(安城市、豊田市、知立市、蒲郡市など)を活動拠点にするコンディショントレーナーのブログです。
2月以降順次実施施設、スケジュールなど掲載していきます。
腰痛・肩こり・膝痛などでお悩みの方やスポーツで不調を抱える方の力になれるよう、精いっぱい勉強中です。
スイマーの障害で多いのが、腰部、肩部です。
特に腰部は、胸部、骨盤付近の筋の可動性が落ちると負担が増して、競技ができなくなるような障害を引き起こします。
講師の方が、北京からロンドンまでの4年間で一番取り組んだことは、
『いかに選手にけがをさせないか』ということだったそうです。
水泳における腰部障害=腰椎部にストレスが集中
→股関節の可動性が必要&体幹部の固定性が必要
すなわち、胸郭は柔らかく、腹筋は締めて、股関節は柔らかく使えるようコンディショニングすることが必要です。
特にスイマーは広背筋が発達しプルに力を与えます。パドルを使って練習したりしますが、柔軟性が伴わないとかえってバランスを崩すことになります。
そのほかにもスイマーにとって柔軟性が特に必要な部位は、胸郭、斜角筋、胸鎖乳突筋、三角筋、大腿直筋、大殿筋あたりが考えられます。
それらの柔軟性を必要なレベルまで高めることで腰部への負担が減り、障害が減ることになります。
腹部の筋力に関しては、腹直筋、外・内腹斜筋・腹横筋いずれも必要です。
特に最近よく言われるコアトレーニングとは腹圧を高めることが目的ですので、腹横筋に刺激を入れずにいくら腹筋を鍛えても、実際の競技には結びつきません。
・回旋動作は腹斜筋(クロール・背泳ぎのキックとの連動)
・屈曲するのは腹直筋(バタフライ・平泳ぎキックとの連動、クイックターン)
・固定するのは腹横筋(ストリームラインを保って四肢をうごかす:泳ぎ全般)
講義で講師の方がおっしゃっていたのは、背泳ぎの入江選手は特にこの4年間で腹横筋の使い方がうまくなったということです。
『世界一美しいフォーム』は、正確なコアコンディショニングから作られ、記録を出していることがよくわかります。
一流選手とマスターズスイマーでは、年齢や性差などありますが基本的な考え方は同じです。
怪我なくいつまでも多くの方に水泳を楽しんでほしいものです。
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